

昨今、ポータルサイトやECサイトを新しい施策やオリジナリティあふれるアイディアを盛り込んで構築するという意気込みに若干の息切れ状態を感じるのです。ポータルサイトをあるテーマにしぼって構築し、ニッチなユーザ層にアピールしトラフィックを稼ぎ広告収入を得ようとする手法。また俄ロングテール理論の手法に則って、ア○ゾンのような周知度の向上や楽○の1/1000でも稼げればとポータル連動のECサイトの立ち上げを企画している会社・団体・個人は少なくない。二番煎じ、三番煎じ上等!!で構築するのなら、まだ個人的にはある意味潔くて好感が持てるけれど、革新的なアイディア(既存のマーケティング手法の範囲内での)「稼ぐぞ!」的鼻息の荒いキラーコンテンツと称して新たなコンテンツ施策を盛り込んでみても、最近のユーザはわりと引き気味な傾向に至るのではないだろうかと思うのです。某アフェリエイト型SNSの伸び悩みに代表されるように、ユーザがある種の「商売っ気」の臭いを感じた時点で、サーっと引いてしまうのですよ。発信・運営側が「こうして欲しい」「こういうルートで購買意欲に結びついて欲しい」「こういうコミュニティを活用してほしい」という意図でサイトを構築しても、ユーザ間で勝手気ままにローカルルールが生まれ、発信・運営側が意図しなかった方向に進んでしまい、結局PPTで何百ページも企画した内容が1ヶ月でおじゃん!!となるケースも決して珍しくないでしょう。
ならば初めから「金儲けを全く考えない」サイトを構築するというのはどうでしょうか?ただし個人の趣味のブログならまだしも、それを企業がオフィシャルな事業として行うのです。
ユーザがどんどんローカルルールを作って運営していけばよいし、大枠の趣旨から外れるユーザが多くなった場合は、そのサイトでのインフルエンサー的立場の人間を中心に自浄作用が生まれるかもしれない。
ユーザの「勝手な動き」を逆手にとって、完成型を定めずにサイトを運営していくのです。
これは運営者側にたくさんのリソースを必要としないので、コスト的にも有利。
すなわち「ビジネスモデルのないコンテンツ制作」です。しかし、これには実は細かく突き詰めるとビジネスモデルは存在するのです。「ビジネスモデル後付コンテンツ」とでも名付けましょうか。
バイラル的なマーケティングも絡めて、商売っ気のない商売を仕掛けるのです。
ここからは、真面目に弊社が考えて企画中の具体案があるので、後述としましょう。
投稿日:2006年12月11日|Sugita Diary|この記事のURI